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(3)利用可能なVANとの接続関係の有無
 第三者サ−ビス提供者(VAN)の選択と利用に際して留意すべきことは、当該選択等の対象としているVANが、国際VANを運営しているか、若しくは、国際VANと接続可能かどうかということである。つまり、そのようなVANを経由して(仲介者として)国際的なEDIが実行できるかどうかということである。
 国際VANにはEDIの相互接続をしているものが多いが、送受信側で異なる国際VANを選択する場合には、あらかじめ接続関係を確認しておく必要がある。
(4)伝送されるメッセ−ジへの対応手順の有無
伝送されたメッセ−ジについては、通常、次のような3つのレベルでのチェック(有効性等のチェック)が行われることになる。
(注)シンタックス・チェック及びアプリケ−ション・チェック
 シンタックス・チェック及びアプリケ−ション・チェックの詳細については、第3.2 条「受信確認」の項参照。
 ?伝送上のエラ−・チェック
 当事者相互の「通信ソフトウエア」により、伝送上のエラ−の検知を行う。
 ?シンタックス上のエラ−・チェック  伝送されたメッセ−ジは、トランスレ−タ−によりシンタックス上のエラ−・チェ ックが行われる。
 ?アプリケ−ション・チェック  伝送されてメッセ−ジがアプリケ−ションでの処理に移されると、メッセ−ジの内 容についてアプリケ−ション上のチェックが行われる。

 

 上記のようなチェックの結果、伝送されたメッセ−ジについて、伝送上のエラ−が検知された場合には、通信障害の対応をとることになり、また、シンタックス上のエラ−やアプリケ−ション上のエラ−が検知された場合には、それぞれのエラ−対応をとることにな

 

 

 

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